こんにちは。かよこ(@kayoko_chima)です。
三人目育児は大変だけどまぁなんとかなってる!と余裕をかましてたのですが、10月に立て続けに上二人の娘の行事が重なり、気づけば疲弊しきって育児ノイローゼに陥ってしまいました。
その時の出来事を振り返りたいと思います。
育児ノイローゼは誰にでも起こりうる
実際に体に異変が起きたのは、2019年10月中旬ごろでした。
私たち家族は、9月末まで家探しに奮闘していました。けっきょく、理想の価格帯・広さの家に巡り合えず、購入にはいたりませんでした。
それですでに消耗しきっていた私。挫折感というのか、疲れ具合は失恋や就職活動に近い感覚でした。
10月になると娘たちの行事が立て続けにありました。長女、次女は別園により連日運動会。
その間三女は私がずーっと抱っこしていました。
今思えばこれがいけなかった!抱っこが首こり・肩こりを引き起こし、疲れがみるみる溜まりました。ベビーカーで運動会に行くなり、旦那に交代してもらうべきでした。
片日は義両親が来てくれたのですが、これでさらに消耗。
え?これだけ?と思うかもしれません。
そうです、こんな些細な日常の中で起きるのが育児ノイローゼです!
まぁもともとメンタル弱めですし、体力もないので引き起こしやすかったのは事実です。
ホルモンバランスが乱れやすい時期は無理をしない
女性の体は、産後1年間はホルモンバランスが乱れやすいと言われています。
母乳育児をされてる方は、女性ホルモンのバランスが正常でないのが普通。母乳をやめておおよそ1ヶ月〜3ヶ月ぐらいでホルモンバランスが正常になります。
母乳育児でない方は、産後3ヶ月ぐらいでホルモンは正常値に戻ると言われていますが、赤ちゃんの夜泣きや育児のストレスで崩れる場合もあり、一概には言えません。
相談者と専門家の興味深い回答があったので参考にしてください。
※私の体験談ではありません。以下、引用先→NHKすくすく子育てより
Q. 産後、体力が低下していつもつらい
産後、以前から患っている子宮内膜症が悪化しました。体力が低下して、カゼをひくと治りにくくなり、たえず腰痛やけんしょう炎に悩まされています。もともとあった偏頭痛も、痛みが強くなり、さらに、生理前のイライラが以前よりひどくなりました。元気だと言えるときがあまりなく、いつもつらいし、どこかしら痛いか、イライラしています。
産後の体の不調は、急激に女性ホルモンの分泌量が低下することや、赤ちゃんを同じ姿勢でだっこしたり、授乳をしたりすることが主な原因だと考えられます。
ただ、子宮内膜症やPMS(月経前症候群/生理前のイライラや体調不良などの症状)などは、婦人科を受診すれば少し症状を軽くする方法が見つかると思います。
胃腸のトラブルや耳鳴りなど、心のSOSが体の症状として表れてくる場合もあるので、注意してください。そのような場合は、メンタルクリニックなどの専門医に相談すると安心です。出産した病院で一度相談して、そこからつないでもらうことができると思います。
お母さんになると自分のことはどうしても後回しになってしまうので、症状があって気付いていても、ギリギリまで我慢してしまうことも多いのではないでしょうか。自分がまず元気になることが、子どもにとっても家族にとっても大事なことだと考えて、早めに受診することが大事だと思います。
かよこの育児ノイローゼ体験
体調がすぐれないのに加え、三女の産後の授乳・夜泣きが落ち着いたにもかかわらず、今度は次女が精神のバランスを崩し、夜泣きをするようになっていました。
そして事件は起きました。
次女が夜中にダブルベッドに盛大におねしょをしました。しかも2回!
ベッドの敷きパッドは洗えません!!
夜中に2回も起こされ、敷きパッドをどうするか・・・
けっきょく洗ったんですが、泣き喚きながら洗いました。
旦那は「俺に任せて」「今夜は洗わなくていい」と言ってくれたのにもかかわらず、すべてを委ねることができず拒否!!唖然としていて、黙って処理に付き合ってくれました。
こだわりの強い性格のせいで、自分の首を締めたわけですが、どうしてもすべてを任せることができない・・・厄介な性分です。
そして疲れ切った私は、このような心理状況に陥ってしまいました。
節約の鬼になっていた
リフレッシュに出かけることもせず、息抜きができていない状態でひたすら生活費と睨めっこしていました。大好きなカフェに行くことも、ショッピングに行くこともせず。
収入がないので、ひたすら節約、節約、節約。
日中は赤ちゃんと2人きり。週末は子どもたちの相手をする。出かける時も節約を心がけて外食もなし。
私にとってはキャパオーバーの節約でした。そりゃ病みますよね。。
呼吸がちゃんとできていなかった
リフレッシュといえば、twitterやインスタグラムなどのSNS閲覧ばかりしていました。
ずっと下を向いている状態で、気分も落ち込みやすい状況を自ら作っていました。
イライラしている時は、呼吸が浅く、少し動悸を感じる時がありました。
まとめにも書きますが、ふらっと立ち寄った漢方薬局のおじさんに「心が病んでる時は、呼吸が浅くなっている可能性がある」と指摘され、簡単な呼吸法を教えてもらいました。
乳腺炎を繰り返し、消化器の調子も悪かった
三女が生後3ヶ月〜5ヶ月の間は、軽度の乳腺炎に何回かなって助産院にも通っていました。
乳腺炎は疲れがたまるとなりやすいそうです。
また、胃の調子がずっと悪かったです。朝起きると胃が重たい。ちゃんと消化できてないような感覚でした。
鍼灸院の先生に教えてもらったのですが、中医学では、気の滞りは胃や消化器にくるそうです。
まさにその通りでした。滞ったドロドロした気がお腹に溜まってたんですね〜
心療内科の予約までした
旦那が本気で心配してくれて、「一度診てもらったほうがいいのではないか」ということになり、初めて心療内科に予約を入れました。
初めて知ったのですが、どこも予約でいっぱいで診て欲しい時にすぐ診てもらえるわけではないということ。
予約を入れた病院も2週間待ちでした。
体のメンテナンスをすると回復傾向に
「漢方で治せるかもしれない」と思い立ち、近所の漢方薬局に足を運びました。
漢方薬局のオーナーさんは、心療内科での治療はあまりお勧めしないとのことでした。
心療内科で回復しないので、漢方に頼るお客さんも多く診てきているようで経験豊富なオーナーさんでした。
お勧めしてくれた呼吸法を教わり、親身になって話を聞いてもらい、とてもありがたかったです。
その後、心療内科には行くのをやめ、鍼灸院に通い、疲れを癒し、体の調子を整えることから見直しました。そしたらみるみる心も晴れました。
お金に縛られるのをやめて、息抜きにカフェにも行き、美味しいものを食べてほっとする時間を作りました。
まとめ
調子がいい時はなんてことない日常も、バランスを崩すと大変なことになります。
産後はホルモンバランスの影響で、無理をしすぎると私のようにノイローゼを引き起こしてしまうので、「これはおかしいぞ?」と黄色信号が出ていたら、以下のことを実践してみてください。
- とにかく休む。寝る時間がある時は横になる
- 体のメンテナンスをこまめにする
- 誰でもいいから、悩みを聞いてくれる人に相談してみる
- 息抜きに外に出かける
- 自治体で行っている育児相談室などを利用し、産後うつや育児ノイローゼの専門家・助産師さんに相談してみる
いつもはこんな感じで「三女可愛い!」と思いながら穏やかに過ごしています。
ずっと安定して過ごしたいものです。
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